甘くて可愛らしい見た目と、さわやかな酸味で多くの人に愛される果物「イチゴ」。デザートの主役としてだけでなく、実は栄養価の高い果物でもあります。皆さまに役立つイチゴの豆知識をご紹介します。
※画像はすべてイメージです
●ビタミンC:美肌効果、免疫力アップに欠かせない栄養素です。イチゴは1日5〜6粒で1日の必要量を補えるほど豊富です。●葉酸:赤血球を作るのに重要な栄養素で、貧血予防や妊活・妊娠中の栄養補給にも適しています。● 食物繊維(ペクチン): 整腸作用があり、便通をよくして腸内環境を整えます。●カリウム:体内の余分な塩分を排出し、むくみ対策や高血圧予防に役立ちます。●アントシアニン:抗酸化作用があり、老化予防や目の健康維持に効果があるとされています。
イチゴの旬は、春~初夏にかけての3月〜5月です。3月頃は甘味と酸味のバランスが良く、風味が豊かになります。ハウス栽培が主流のため冬が主な出回り期となっています。
最も価格が安定してお手頃になるのは【3月〜4月】です。この時期は出荷量がピークとなり、スーパーでも豊富に陳列されます。
➀栃木県:全国のイチゴ生産量トップ。「とちおとめ」のブランドで有名です。甘味と酸味のバランスが絶妙で、全国流通量も多く安定しています。➁福岡県:「あまおう」が人気。大粒で濃厚な甘味が特徴で、贈答用としても多く流通しています。➂熊本県: 「ゆうべに」などが栽培され、九州の温暖な気候を活かした甘味の強い品種が育ちます。(農林水産省2023年データより)
➀中国:世界一の生産国。広大な土地と温暖な気候を活かし、主に国内消費向けに出荷されています。➁アメリカ:特にカリフォルニア州が主な産地。生食や冷凍加工用にも広く利用されています。➂メキシコ:北米向けの輸出が中心。温暖な気候を活かし、年間を通じて栽培されています。(FAO2022年統計データより)
◎ヘタが青くてピンとしているものを選ぶ…鮮度の目安になります。◎表面にツヤとハリがあるもの…水分がしっかり保たれていて、味も濃い傾向があります。◎赤く色づきが全体に広がっているもの…収穫後に追熟しない果物なので、真っ赤なものが完熟です。◎大きさより形の整いを重視…品種によってサイズに差があるため、形がいびつでないものを選びましょう。
1.イチゴは非常にデリケートな果物です。冷蔵保存が基本ですが、正しく扱えば美味しさを保てます。2.パックのまま保存せず、キッチンペーパーを敷いた保存容器に並べる3.ヘタを取らず、洗わずに保存する(食べる直前に洗う)4.冷蔵庫の野菜室など、5〜10℃の環境で保存する5.2〜3日以内に食べきるのが理想です
イチゴは日光が大好きな植物です。1日に5〜6時間以上、直射日光が当たる場所が理想です。南向きや東向きであればベランダでの栽培もOK。「家庭のちょっとした癒しのひと鉢」としてチャレンジしてみてください。育てやすさレベル:★★★☆☆(初級~中級)◆必要な条件:・日当たりの良い場所・風通しの良い環境・プランターでも可(30cm以上の深さがおすすめ)◆水やりのコツ:・土の表面が乾いたらたっぷり与える・過湿に弱いため、底面排水がしっかりできる鉢を使用する◆植えるのに最適な時期:・人工授粉を行うと実つきがよくなります(綿棒などで花の中心を軽く触れる)◆ 種まき・収獲時期:・苗は10月〜11月に植えるのが理想です植えてから約5〜6ヶ月で収穫期(4月〜5月)を迎えます
🍓とちおとめ(栃木県):酸味と甘味のバランスがよく、全国でも流通量が多い定番品種です。🍓あまおう(福岡県):「あかい・まるい・おおきい・うまい」が名前の由来。大粒で甘く、贈答にも人気です。🍓紅ほっぺ(静岡県):甘味と香りが強く、果肉がしっかりしているのでデザート加工にも向いています。🍓ゆうべに(熊本県): 爽やかな酸味としっかりとした果肉が特徴。九州で広く栽培されています。🍓スカイベリー(栃木県):糖度が高く、見た目も美しい高級品種。贈答用として人気です。
◆イチゴヨーグルトスムージー【材料】・イチゴ5〜6粒・ヨーグルト100g・はちみつ 大さじ1・氷 適量→すべてをミキサーで混ぜるだけ。ビタミンC補給にも◎◆イチゴとクリームチーズのトースト【材料】・食パン・クリームチーズ・イチゴ(スライス)→焼いたパンにクリームチーズを塗り、イチゴをのせるだけ。朝食やおやつにぴったりです。
◆イチゴとクリームチーズのトースト【材料】・食パン・クリームチーズ・イチゴ(スライス)→焼いたパンにクリームチーズを塗り、イチゴをのせるだけ。朝食やおやつにぴったりです。
ビタミンや抗酸化成分が豊富で、見た目にも心がときめくイチゴ。レジャーのひとつとしても人気の「いちご狩り」では10種類近くの品種のイチゴを食べ比べできる農園も多いので、ぜひお近くのいちご狩りスポットを見つけて味の違いを楽しんでみてください♪