ブルーベリーは、健康志向の方や美容に敏感な方の間で、年々人気を集めているフルーツです。見た目の可愛らしさや爽やかな甘酸っぱさだけでなく、豊富な栄養素や多彩な用途も魅力のひとつ。今回は、ブルーベリーの旬・栄養・選び方・保存方法から、ご家庭での栽培方法やおすすめの品種、さらには手軽なレシピまで、まるっとご紹介します!
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ブルーベリーは「スーパーフード」として知られるほど、栄養価が高い果実です。特に以下の栄養素が豊富に含まれています。●アントシアニン:目の疲れ軽減・視力改善・抗酸化作用に期待されます。スマホやPCをよく使う方にぴったり。●ビタミンC:美肌効果や免疫力アップに貢献します。●ビタミンE:老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用があります。●食物繊維:整腸作用があり、便秘予防にも効果的です。●ポリフェノール:生活習慣病の予防や血流改善に役立ちます。これらの栄養素は、日々の健康管理やアンチエイジング、さらには美容意識の高い方にも強い味方となる成分ばかりです。
ブルーベリーがもっともおいしくなる旬の時期は、6月下旬から8月上旬です。国産のブルーベリーが市場に出回るこの時期は、甘みと酸味のバランスが抜群で、フレッシュな味わいを楽しめます。ハウス栽培により5月頃から出回るものもありますが、露地物の完熟ブルーベリーを味わえるのはこの夏の時期だけ。味も香りも断然違います!
ブルーベリーが比較的安価で手に入りやすいのは、7月〜8月の真夏の時期です。ちょうど国内産のピークを迎え、市場に多く出回るため、価格も安定しやすくなります。また、冷凍ブルーベリーもこの時期に大量生産・出荷されるため、加工用としてお得に購入できることも。冷凍ストックしておけば、スムージーやジャム作りにも重宝します。
➀長野県:高原の冷涼な気候がブルーベリー栽培に最適。粒が大きく、甘みの強い品種が豊富。➁茨城県:首都圏への出荷量が多く、農園での摘み取り体験など観光農業にも力を入れています。➂福島県:品質重視の生産が特徴で、甘みと酸味のバランスが良いと評判。
➀アメリカ合衆国:世界最大のブルーベリー生産国。機械化された大規模農場での生産が特徴。➁カナダ:野生種(ワイルドブルーベリー)も多く、風味が濃く加工用にも人気。➂ペルー:温暖な気候を活かした通年栽培が可能で、輸出量が近年急増中。
◎皮にハリがあり、粉をふいているもの(ブルーム)がある◎つぶれていない、ふっくらとした形◎果皮の色が濃く、ムラがないもの◎パックの底に果汁がにじんでいないブルームとは、ブルーベリーの皮についた白い粉のようなもの。農薬ではなく、鮮度の証とも言われる自然な防御膜です。
【冷蔵保存】(1週間以内で食べきる場合) →洗わずにペーパータオルを敷いた容器に入れ、ふたを軽く閉じて保存。【冷凍保存】(長期保存向き) →洗ってしっかり水気を拭いたら、1粒ずつバラバラにして冷凍。 密閉袋に移せば約1カ月保存可能。
ブルーベリーは鉢植えでも栽培でき、庭のない家庭でも挑戦しやすい果樹です。ただし、酸性土壌を好み、受粉のためには異なる品種の組み合わせが必要です。育てやすさレベル:★★★☆☆(中級)◆必要な条件:・ピートモスなどで酸性土壌(pH4.5〜5.5)を整える・日当たりと風通しが良い場所を選ぶ・直径30cm以上の鉢植えか、庭に直植え◆水やりのコツ:・土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげる・水切れに弱いため、特に夏場は毎日チェック・鉢植えの場合は朝と夕方の2回がおすすめ◆受粉:・自家受粉も可能な品種もあるが、異品種2種以上を一緒に植えると実付きが良くなる・ミツバチや風による自然受粉が基本なので、屋外栽培がおすすめ2月下旬〜3月(寒さが少し和らいだ時期)に苗を植えるのが最適です。根が活動を始める時期に合わせて植えるのがベストです。
●ラビットアイ系:ティフブルー:育てやすく実付きが良い。家庭栽培向けの定番品種。●ラビットアイ系:ホームベル:病気に強く、果実の風味も抜群。温暖な地域向け。●ハイブッシュ系:ブルークロップ:甘味と酸味のバランスがよく、生食におすすめ。●ハイブッシュ系:スパルタン: 果実が大きく、ジューシー。寒冷地に適応。●サザンハイブッシュ系:オニール:暖地でも育てやすく、実の色つやが美しい。。
1. ブルーベリーヨーグルトスムージー【材料】冷凍ブルーベリー 50gプレーンヨーグルト 100mlバナナ 1/2本はちみつ 小さじ1【作り方】材料をミキサーに入れて滑らかになるまで攪拌するだけ!2. ブルーベリーチーズトースト【材料】食パン 1枚クリームチーズ 大さじ1ブルーベリージャム 適量バター 少々【作り方】パンにバターを塗り、クリームチーズとジャムをのせてトーストすれば完成!
ブルーベリーは、美味しいだけでなく、美容や健康にも嬉しい果物。旬の時期を知って上手に買えば、お財布にも優しく、冷凍や加工品として長く楽しめます。さらに、家庭での栽培にもチャレンジできるので、家族の食育やガーデニングとしてもおすすめです。この夏は、ブルーベリーをもっと身近に楽しんでみませんか?